うつ病の診断基準を知ろう~向き合うことが回復への近道~

女性

決して一人ではない

悩む女性

悩んだら書き留めてみる

気持ちが沈む時は誰にでもあります。その気分の落ち込みが日常生活に支障をきたすほど病的になるとうつ病と診断されます。しかし病的であるかどうかの区別はとても難しいものです。日常生活でストレスを感じる機会は頻繁にあります。ストレスで胃が痛んだり眠りが浅くなる人も少なからずいます。ストレスの原因は一つではないので原因は変わっても不快感が長引く事もよくあります。どこで病院に行くべきタイミングであるかは判断が難しいのです。まずノートなどに自分の状態を書き留めると良いです。頭で考えてもまとまらない事も字を書く事によって整理されます。読み返せるので更に分かり易くなります。まずいつごろからどんな症状があるかという事について考えます。そして症状が起こるようになったきっかけや生活する上での支障についても考えていきます。思いつくままで良いので書いていくと色々な事が思い出されてきます。自分の性格や考え方の癖を知る事も大事です。家族から客観的に見た自分を教えてもらうのも良いです。自分では気付かなかった事に気が付く事があります。書き留めた文字を見直したり家族の意見を聞く事で病院を受診する指針になるかもしれません。問診の際も書いた物があれば自分の症状を説明し易くなります。病院に行く時は心が落ち着かない事もあります。伝えようと思っていた事が上手く伝えられない事も多々あります。問診はうつ病であるかどうかの診断基準です。どのように治療していくかについて話す機会でもあります。きちんと説明出来れば一番良いです。

一人で悩まず病院へ行く

問診の際にうつ病かどうかを判断する診断基準があります。いくつかありますが世界的に有名な機関や学会が定めている診断基準を用いる事が多いです。うつ病にみられる症状を記述した診断項目を多数挙げて当てはまる項目がいくつあるかによって決めていきます。この診断基準を満たしても即座にうつ病と診断されるわけではありません。他の精神的な病気によってうつ病が引き起こされる場合もあるからです。またうつ病に合併して起きる障害などもあります。治療方法や経過なども異なってきますので診断前には様々な事を把握します。うつ病と診断された後は治療に入ります。まず休養を取る事が基本です。うつ病は心身共に疲れ切った状態ですから様々なストレスから離れて休む事は不可欠です。真面目で責任感の強い人ほどうつ病になり易い傾向があります。その為仕事を休む事に罪悪感や焦りを感じるかもしれません。しかし休息が一番であるとの理解が必要です。また周囲の理解と支えも症状の回復には大切です。休養と共に薬物治療をすると症状の改善に効果的です。良くなっていく過程では症状の変化が激しくなりますから規則正しく薬を服用する事を忘れてはいけません。変化が最小限で済みます。少しずつ緩やかに快方に向かっていくのです。考え方の癖を直す事も大事です。完璧でなくても良いと考えればストレスを感じにくくなります。対人関係を悪化させないスキルを身につけるなどの精神療法も効果があります。うつになっても一人で悩む事はありません。専門家に相談すれば適切に速やかに治療をしてくれます。ストレスが多い時代です。今後も心を健康にしてくれる心療内科の需要は高まるでしょう。