うつ病の診断基準を知ろう~向き合うことが回復への近道~

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心の病気を診断する

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基準を把握する

年々罹患率が増えているうつ病は、現在では一般的に、特に専門知識のない人にも認識されているくらいに有名な心の病気ですが、その診断基準は、非常に難しいものです。と言いますのも、このうつ病の症状というものは、気分の低下、意欲の喪失という、日常生活におきましては、軽度なものであれば、誰でも感じる事のあるものだからです。そのためそれが、通常誰にでも起こり得る程度のものなのか、それともそれがうつ病の初期症状なのかは、なかなか簡単には判断できないのです。そのような状況ですから、このうつ病の早期発見は、他の体の病気とは異なって、非常に困難なものと言えます。そしてどのような病気でも、早期発見というものが、その治療におきまして、重要であると言える以上、このうつ病に関しても、その診断基準を明確に把握しておく事は、その対策としましては、非常に重要と言えるのです。ではこの診断基準とは、どのようなものなのでしょうか。この点におきましては、その内容が心の病気であり、体の病気とは異なるものであるという意味でも、明確なものはありません。これに関しましては、専門家であっても、明確に診断基準が持てていないのが現状なのです。しかしだからと言って、どうする事もできないわけではありません。もちろんこのうつ病が、一時的なものか、それとも長期的で深刻なものなのかどうかを判断する、その基準というものは、一応は定める事ができるのです。

日常生活から見る深刻度

それはそのうつ病と思える症状が、今の実生活におきまして、どれだけ影響しているのかという点です。つまりその気分の低下、やる気の喪失といった、うつ病特有の症状が、実生活内の行動、つまり仕事や家事、勉学といったものに、どれだけの悪影響が出ているのかという点で、それは判断できるのです。たとえば、今までは難なくこなしていたそういったものが、その気分の低下でどうしてもできなくなったとか、仕事や家事でミスが増えた、学校の勉強で成績が急落した、というような、目に見える悪影響が出ている場合は、それがうつ病である可能性は大きいと言えるのです。このように心の病気というものは、それ自体は見る事ができなくても、その対象者の日常生活を見れば、ある程度はその診断基準にできるのです。つまりこうした心の病気というものは、その症状の内容を知っていれば、ある程度は予防や対策が可能なのです。今はネットの普及で、情報というものが非常に身近なものになっています。そういう意味でも、こうしたうつ病のような心の病気というものも、個人で普段から予防、対策をしておけば、深刻な事態は避けられるでしょう。ちなみにその予防、対策としましては、長時間の精神の緊張状態を避けるというものがあります。これはうつ病患者を見ればわかりますが、こういう症状を発症してしまう人は、その多くが自分の精神を緊張させ、ストレスを溜めこんでしまう傾向にあるからです。普段から心をリラックスさせる習慣を持つだけで、このうつ病の予防、対策としては、その効果が期待できるでしょう。